2024年10月18日
アメリカのファストフードチェーン「Chick-fil-A」、2025年にシンガポール初出店へ
アメリカの人気ファストフードチェーン「Chick-fil-A(チックフィレイ)」が、2025年末にシンガポールで初めての店舗をオープンすると発表した。これにより、同ブランドはアジア市場に初進出する。
10月17日に発表されたプレスリリースによると、Chick-fil-Aはシンガポールでの最初のフランチャイズオーナー兼オペレーターを募集する。各店舗は、オーナーがその場でチームと共に運営する形となる。興味のある方は、指定のウェブサイトで応募可能という。
また、シンガポールの店舗も、Chick-fil-Aのフードドネーションプログラムに参加し、余剰食品を地域の非営利団体と共有し、支援を行う予定という。同社はシンガポール初出店にあたり、10年間で7,500万USドル(約98億円)を投資する計画である。
Chick-fil-Aのアジア太平洋地域の責任者であるヒュー・パーク氏は、「新しい雇用と機会を通じて地域社会をサポートできることを非常に嬉しく思います」とコメントした。
同社は2023年6月26日から28日にかけて、エスプラネード・モールでポップアップイベントを開催し、チケットはすぐに完売しました。このイベントは地元の慈善団体「Community Chest(コミュニティチェスト)」と提携して実施され、参加者は10ドルの寄付を行うことで、Chick-fil-Aのオリジナルチキンサンドイッチ、ワッフルポテトフライ、飲み物が提供される食事チケットを受け取った。
イベントを通じて、3万Sドル以上がコミュニティチェストに寄付されたとChick-fil-Aは発表している。