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2024年10月7日

SIA名古屋就航35周年記念:バティック模様の特別列車が日本で運行開始

 シンガポール航空(SIA)の名古屋就航35周年を記念して、バティック模様をあしらった特別列車が日本で運行される。SIAは10月4日に発表し、10月7日から11月3日まで名古屋鉄道の一部路線でバティック柄をデザインした列車が登場すると発表した。
 
 このバティック模様は、SIAのサロンケバヤ制服に使われており、シンガポールの豊かな自然や同航空の歴史と伝統を象徴している。特別デザインの列車は、名鉄の名古屋本線、豊川線、犬山線、常滑線など、12の路線で運行され、通勤客に特別な体験を提供する。
 
 シンガポール航空は1989年10月に名古屋―シンガポール間で週3便の運航を開始し、現在も両都市を結ぶ重要な航空路線として運行している。
 
 また、10月1日から26日まで、名古屋発のSIA便では、機内食に中部地方の特産品が登場する。エコノミークラスの乗客には、名古屋名物のきしめんや、知多半島の特産であるうなぎ、地元牛肉が提供される。ビジネスクラスでは、7つのミシュラン星を持つ村田吉弘シェフによる特別メニューが用意され、南知多の鯛のマリネや松茸ご飯とともに名古屋コーチンが提供される。
 
 SIAは、この特別列車と機内食の取り組みを通じて、日本とシンガポールのさらなる交流促進を図っている。

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