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経済

2024年4月24日

科学技術革新省、米エヌビディアと共同でAI導入支援を開始

 科学技術革新省(MOSTI)は18日、半導体大手の米エヌビディアと共同で、人工知能(AI)サンドボックス試験プログラムを開始すると発表した。
 
 チャン・リーカン科学技術革新相によると、同プログラムは、政府機関の国家技術革新サンドボックス(NTIS)がエヌビディアと協業し、AI人材の育成や概念実証などにより、AI技術の導入促進を目指すもの。AI技術の具体的な利点や実行可能性を明らかにし、AI投資で得られるリターンや利点を示す。
 
 同プログラムでは、2026年までにAIスタートアップ企業900社の設立、AI人材1万3,000人の育成、経済成長の10%向上を目標に掲げている。知識集約型経済に向け、政府が掲げる「2030年までに売上高10億リンギのAI企業を100社育成する」という目標にも合致しているという。
 
 具体的には、マレーシア技術革新研究加速機関(MRANTI)が事務局を務め、プログラム第1期をオンラインで開始する。参加対象はAIスタートアップ企業。エヌビディアは、専門ラボの提供やAIソリューションのテストなどの面でプログラムを支援する。
 

(提供:ASIA INFONET.COM

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