ローリー車からの落下物を道路から撤去したドライバーと通行人が賞賛される

　”シンガポールにはまだ優しさがある”。ローリーから道路に落ちた資材を回収するために車から降りるドライバーや通行人の動画が拡散された後、何人かのネチズンがこのような感想を述べた。
 
　3月16日にフェイスブックのグループRoads.Sgに投稿されたこの事件の記録は、17万9,000以上の再生回数、4,900以上の「いいね！」、そしてネチズンによる何百もの好意的なコメントを集めたという。
 
　ビデオのキャプションによると、事件はクランジ・エクスプレスウェイ近くのブキ・ティマで起きた。
 
　250回以上シェアされているこの26秒の映像には、赤信号の直後、道路脇に停車している積荷のローリーが映っている。ローリーから落ちた資材が地面に散らばっている。
 
　信号が青に変わる前に、8人の人達がその散らばった資材に向かって走り、取り除こうと奔走している姿が伺える。
 
　彼らはA0サイズのポスターのような白い長方形のシートをすくい上げ、道路脇の草むらに置いている。何人かは一度に数枚を手に取り、また戻ってくる。
 
　この彼らの行動はネットユーザーから称賛された。