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日系企業・社会

2023年12月1日

ジェットスター・アジア、沖縄への直行便を3年ぶりに再開

 ジェットスター・アジア航空は、沖縄への直行便を再開した。
  
 11月30日(木)午前2時18分にチャンギ空港を離陸し、那覇空港に午前8時30分(日本時間)に到着したと発表した。
  
 シンガポールと沖縄を結ぶ直行便を運航している唯一の航空会社であるジェットスター・アジアは、Covid-19の流行により、2020年3月に直行便の運航を休止していた。
  
 しかし7月、ジェットスター・アジアは強い需要があるとして、同路線の復活を発表した。
  
 ジェットスター・アジアは週3便の往復便を運航し、シンガポール-沖縄間で毎週約1,000人、1年間で5万4,000人以上の乗客を運ぶことができる。
  
 所要時間6時間強の沖縄直行便は、ジェットスター・アジアが再開した2番目の日本路線である。最初の路線は、1週間前に再開した大阪線である。
  
 ジェットスター・アジアのバラタン・パスパティ最高経営責任者(CEO)は、手つかずのビーチやおいしい食事、ユニークな文化体験など、沖縄はリラクゼーションと冒険の両方を求める人たちにぴったりである。
  
 多くの旅行者にとって、日本は行きたい国の上位に位置しており、我々はネットワークの拡大、接続性の向上、観光支援、そして顧客の素晴らしい思い出作りの手伝いに全力を尽くしているという。
  
 沖縄県庁シンガポール駐在員事務所の池原所長は、この路線の再開を実現させてくれたジェットスターと日本政府観光局に心から感謝したいと述べた。
  
 ジェットスター・アジアのウェブサイトを確認したところ、那覇空港行きのフライトの最も早い予約可能日は12月3日で、運賃は799Sドル(約8万8,400円)からとなっている。それ以前の便はすべて売り切れという。
  
 ジェットスターが沖縄路線を再開する前は、シンガポールにいる人は少なくとも1回はストップオーバーすることで沖縄を訪れることができた。
  
 シンガポール航空のウェブサイトを見ると、大阪の関西国際空港で1時間25分、沖縄までの所要時間は約10時間となっている。
  
 一方、日本航空は東京の成田国際空港または羽田空港で乗り換えるオプションを提供しており、この場合、所要時間は約14時間となる。
  
 日本最南端の沖縄県は約160の島々からなり、ビーチと豊かな文化で知られている。
  
 また、年明けに桜を一目見ようとする人々にも人気があるという。

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