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経済

2023年11月30日

シークスと科技庁が合弁設立、警備などのロボ展開

 電子機器受託製造サービス(EMS)のシークスは28日、シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)と合弁会社を設立すると発表した。警備・監視用などのロボットのリース・販売や導入サービス、保守整備を手掛ける。シークスの現地合弁会社と同庁が進めてきたロボット開発が実用化の段階に入ったことから、新会社を通じて事業展開する。
 
 来月にも新会社ボットマインドを設立する。資本金は425万シンガポールドル(約4億7000万円)で、シークスの完全子会社が47.1%を出資。他はシークスのロボット合弁会社シークスAGTメドテックと同庁がいずれも50%未満を出資する。従業員数は10人を予定。まず警備・監視分野から開始し、後に他の分野にも広げる。シークスAGTのハードウエア技術や同庁のAI(人工知能)技術などを融合して事業展開する。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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