スマトラの乾燥した天候がシンガポールのヘイズにつながる

　隣国スマトラ島で今後1週間乾燥した天候が続くと、シンガポールのヘイズにつながる可能性があると、シンガポール国家環境庁（NEA）が9月3日（日）に述べた。
 
　ここ数日、スマトラ島のホットスポットが活発的に活動していて、噴煙をあげているところもあるという。
 
　このため、ホットスポットやヘイズが拡大し、シンガポールに影響を及ぼす可能性があるという。
 
　9月2日（土）には28ヵ所、日曜日には23ヵ所のホットスポットが検出された。噴煙はまだシンガポールから少し離れていることと南東から吹いている卓越風の影響で、シンガポールに直接流れてくることは観測されていないとNEAはいう。
 
　9月4日（月）午後6時現在の24時間汚染物質基準指数は48～70の間であり、これは良好から中程度の範囲であるが、NEAは引き続き、状況を注視している。