8月28日より、3ヵ所でERP料金値上げ

　シンガポール陸上交通局（LTA）は、8月22日（火）に、2023年8月28日から4つの特定期間中、高速道路3カ所でERP（Electronic Road Pricing）料金を1Sドル（約107円）値上げすると発表した。
 
　今回の料金改定は、LTAが2023年7月の交通状況を調査した結果、高速道路の様々な区間で渋滞が増加していたことを受けたものという。
 
　アダム・ロードとマウント・プレザント・ロードの間にあるパン・アイランド高速道路（PIE）の2つのガントリーでは、午前9時～午前9時30分まで1Sドルが課金される。
 
　デフ・フライオーバー後のカラン・パヤ・レバー・エクスプレスウェイ（KPE）では、午前8時半～午前9時まで5Sドル～6Sドル（約535円～約642円）に値上げされる。
 
　ERPレートのピークは6Sドルで、Covid-19の大流行が始まる前が最後だった。
 
　ユーノス前の西行きPIEでは、午前8時30分～午前9時まで1Sドル～2ドル、午前9時～午前9時30分までは1Sドルが課金される。
 
　LTAによると、以前に発表された時間帯とガントリーの料金は変わらない。これらの調整により、課金される場所と時間帯の数はCovid-19が始まる前に課金された数より少ないままであるという。