2023年7月31日
6月の失業率1.9%、前月から横ばい
シンガポール人材開発省(MOM)の7月27日発表によると、2023年6月の失業率(速報値、季節調節済み)は1.9%だった。前月から横ばい。外国人メイドを除く就業者の数は第2四半期中に2万3,700人増えた。
3月時点の就業者数は368万1,700人(外国人メイドを含むと395万8,300人)だった。就業者数は製造業で1,200人増、建設業で1万500人増、サービス業で1万2,400人増とそろって拡大。製造業と建設業の増加は7四半期連続、サービス業は8四半期連続となる。
全体の失業率は新型コロナの影響が出始めた20年3月に2.5%、6月に2.8%と上昇し、9月は3.5%と04年6月以来の高水準を記録した。ただその後は低下傾向に転じており、23年3月と4月は1.8%と約8年ぶりの低水準だった。
(提供:亜州ビジネスASEAN)