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経済

2023年6月1日

SIAエンジがカンボジアで合弁、新空港でMRO

 航空MRO(整備・修理・分解点検)サービスを手掛けるSIAエンジニアリング(SIAEC)は5月30日、カンボジアで現地企業と合弁会社を設立し、2025年開業予定の新プノンペン国際空港(テコ国際空港)でMRO事業を行うと発表した。現在はアジア太平洋地域の7カ国、25空港でMROサービスを提供しており、さらに拠点を増やす。
 
 新空港の事業主であるカンボジア・エアポート・インベストメント(CAIC)と合弁会社を設立する。出資比率はSIAエンジが51%、CIACが49%。新空港の第1期開港に合わせ、25年3月にサービスの提供を開始する。
 
 新空港はプノンペン南郊のカンダール州に立地。2600万平方メートルの敷地に建設するもので、15億米ドルが投じられる。中国国営の中国建築第三工程局が建設を請け負い、19年に着工した。CAICによると、第1期の旅客処理能力は年間1,300万人で、30年までの第2期には3,000万人、50年までの第3期には5,000万人に増やす。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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