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シンガポール観光客数が上昇、4月も100万人突破へ

 シンガポールの海外からの観光客数は、4月も100万人を超え、2020年の新型コロナウイルスパンデミックが始まって以来、2ヵ月連続で100万人を超えた。
 
 シンガポール政府観光局(STB)が5月22日(月)に発表した最新の数字によると、4月の観光客到着数は113万人となり、前月に記録した102万人を上回った。
 
 当月の観光客数は、パンデミック前の2020年1月に記録した170万人には届かなかったものの、パンデミック後の新記録となった。
 
 インドネシアは、13ヵ月連続でシンガポールへの訪問者数のトップとなり、4月には前月の17万1,507人を上回る22万0,067人を記録した。
 
 インドネシアの次に多いのはマレーシアで、3月の9万7,835人を上回り9万8,190人。
 
 2ヵ月連続で3位となったインドは、4月の訪問者数は9万7,029人であった。これは、前月の7万5,338人を上回り、4月のオーストラリアの訪問者数9万2,937人を上回った。3月のオーストラリアからの訪問者数は7万4,268人であった。
 
 中国は4月も再び5位で、9万725人の訪問者があった。これは3月の6万888人と比べて増加している。
 
 今年の累計で、シンガポールは約404万人の観光客到着数を記録しているが、STBが予測している年間の到着数である1,200万から1,400万人にはまだ届いていない