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日系企業・社会

2023年5月2日

重仮設のジェコス、同業フチに30%出資

 重仮設業のジェコス(本社:東京都中央区)は4月26日、シンガポールとマレーシアで事業展開する同業のフチ(本社:シンガポール)に30%出資すると発表した。
 
 持分法適用会社とし、将来の子会社化も視野に入れる。シンガポールでは公共工事を中心に今後も安定需要を見込めることから、高い技術力と顧客基盤を有するフチと組んで事業拡大を図る。
 
 6月1日付で株式30%を取得する予定。取得額は非公表としている。フチには現在、3人の個人が出資しており、ジェコスは3人から株式を買い取る。
 
 フチは2007年設立で資本金400万Sドル(約4億円)。現地で最高グレードの認証資格を取得しており、都市高速鉄道(MRT)の建設工事を中心に多くの地下工事を手掛けた実績があるという。21年の業績は売上高が3,200万Sドル、純利益が300万Sドルだった。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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