リー首相、1週間の中国訪問がスタート

　リー・シェンロン首相は、3月27日（月）、4年ぶりの中国訪問で広州に到着した。
 
　首相は、妻のホー・チン夫人と約50人の政府関係者を伴い、正午頃、広州白雲国際空港の滑走路で、降り続く霧雨の中で傘を差した中国政府関係者に出迎えられた。
 
　その中には、広東省のZhang Xin副知事、中国のSun Haiyanシンガポール大使、広東省外交部長のLiu Chenzi氏、広州市副市長のTan Ping氏も含まれていた。
 
　リー氏は、1週間にわたる中国訪問の最初の訪問地である広東省南部の広州市を訪れた。広東省の黄坤明党書記との昼食接待、そして広州のシンガポール人と交流する予定という。
 
　リー首相はまた、海南省で開催されるBoao Forum for Asia Annual Conferenceに出席して、スピーチを行った後、北京で習近平主席と新任の李強首相と会談する予定。李首相は、シンガポール代表団に歓迎式と昼食会を主催する。
 
　リー氏はまた、全国人民代表大会（National People’s Congress）の赵乐际議長、中国人民政治協商会議の王滬寧議長、北京の尹力党書記に会う予定である。
 
　シンガポール首相の訪中は、北京で開催された第2回「一帯一路フォーラム」に出席した2019年4月以来となる。
 
　ビビアン・バラクリシュナン外務大臣、ガン・キムヨン貿易産業大臣、オン・イエクン保健大臣、シム・アン外務担当兼国家開発担当上級国務大臣、ラハユ・マザム保健省・法務省上級政務次官が同行している。