ロイヤルホストが直営店開設へ、地場と合弁設立

　外食大手のロイヤルホールディングス（HD）と双日は3月20日、地場企業と組み、シンガポールでファミリーレストラン「ロイヤルホスト」の直営店を展開すると発表した。
 
　ロイヤルホストの直営店は海外初となる。
 
　同国で「天丼てんや」をフランチャイズ（FC）運営する地場ヨテイとの3社で合弁契約を交わした。ロイヤルHDと双日は2021年に合弁会社のロイヤル双日インターナショナル（RSI）を設立しており、RSIが来月にもヨテイと合弁会社を設立して事業を行う。
 
　新会社のロイヤルフードサービス（シンガポール）は資本金100万Sドル（約9,800万円）。RSIが65％、ヨテイが35％を出資する。ロイヤルHDが保有する「コンテンツ」、双日の「海外における事業展開力」、ヨテイの「飲食店運営力・事業展開力」を合わせて事業を行う。
 
　ロイヤルHDと双日は21年に資本業務提携を交わし、海外事業開拓のためにRSIを設立した。同合弁にはロイヤルHDが51％、双日が49％を出資している。
 

（提供：亜州ビジネスASEAN）