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日系企業・社会

2023年3月1日

カナダのコーヒーチェーン、ティム・ホートンズがシンガポール進出予定

 今年の年末に、カナダのチェーン、ティム・ホートンズのコーヒーがシンガポールで最初の店舗をオープンする。
 
 2月28日(火)、日本の商社である丸紅株式会社は、ティム・ホートンズの親会社であるレストラン・ブランズ・インターナショナルとの協定を発表し、シンガポールにある子会社のMarubeni Growth Capital Asiaを通じてブランドをシンガポールに展開すると発表した。
 
 「日経アジア」によると、次年度の来年4月から店舗を積極的にオープンしていき、10年間でシンガポール、マレーシア、インドネシアに拡大する計画という。
 
 ティム・ホートンズは、カナダのお気に入りのコーヒースポットとして愛用され、コーヒーやドーナツでよく知られているが、様々な食品製品も販売している。
 
 現在、14ヵ国に5,600店以上展開していて、シンガポールは同社が東南アジア市場に進出する3番目の国となる。
 
 ティム・ホートンズは、2017年にフィリピンに進出、現在は46店舗、同じく2020年には、タイ進出し、現在は12店舗を展開している。
 
 ティム・ホートンズは、現地の味覚に合わせたメニューを用意する予定であり、次年度内にもマレーシアで店舗をオープンする予定である。また、次々年度には、インドネシアに店舗をオープンすることを目指しているという。
 
 ティム・ホートンズがハラル認証を受けるかどうかについて問われたところ、丸紅株式会社の広報担当者は、現地メニューの開発はまだ進行中であり、今年後半に詳細を共有する予定だと述べた。

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