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経済

2023年2月13日

22年の設備投資9割増、過去最高の225億Sドル

 シンガポール経済開発庁(EDB)が2月9日発表した2022年の企業による固定資産投資額(FAI)は、前年比91%増の224億8,900万Sドル(約2兆2,300億円)となり、過去最高額を更新した。
 
 電子産業のけん引で大きく拡大。FAIによる付加価値創出額は22.6%増の206億Sドルとなった。雇用創出は2%減の1万7,113人だった。
 
 電子への投資額は前年の3倍に増え、FAI全体の3分の2を占めた。製造業ではほか、輸送エンジニアリングとバイオ医療でFAIが半減。精密エンジニアリングと化学も落ち込んだ。
 
 一方、EDBは23年のFAIが減少すると予測。世界経済の減速や他国との競争激化、半導体の需要減退を懸念材料に挙げた。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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