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サラワク州、海外からの全入境者に空港での体温測定を実施

 サラワク州は1月13日、海外からの全入境者に対し州内空港到着時に体温測定を行うと発表した。
 
 州災害管理委員会(SDMC)の声明によると、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染状況およびワクチン接種率を評価し導入を決定。発熱や症状がある渡航者には、医療機関で新型コロナの検査の受検書類が渡される。咽頭スワブ検査を48時間以内に実施することが義務づけられ、陽性であった場合、新型コロナ管理ガイドラインに従い、宿泊施設に隔離される。陰性でも症状がある場合は、公共の場や人混みでのマスク着用が勧告される。
 
 委員会はまた、特に高齢者などの高リスクグループにワクチン接種を受けるよう呼びかけ、新型コロナ情報・追跡アプリ「MySejahtera」経由あるいは最寄りのクリニックで接種予約を取ることを推奨。常に検査、報告、隔離、通知、探求(TRIIS)を実践し、高リスクあるいは症状が出ている場合にはマスク着用をするよう勧告した。
 

(提供:ASIA INFONET.COM