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社会

2022年12月22日

クリスマスイブのオーチャード、デジタル地図で混雑を回避

 12月24日(土)、オーチャードロードの混雑状況をリアルタイムで表示するデジタルマップが公開され、買い物を控えた人たちが混雑を避けて移動できるようになる。
 デジタルマップは、街中で人が多く集まるエリアを強調し、人が少ない別の場所を提案する。
 
 ポータルは12月24日午後6時から午前1時30分まで利用可能という。
 
 警察は12月2日、クリスマスイブの夜、オーチャードロード周辺に大群衆が予想される。MRTオーチャード駅は混雑が予想されるため、通勤者は可能な限りMRTドビーゴート駅やサマセット駅などの代替駅へ向かうことを勧めると発表した。
 
 この地図は、パソコンや携帯端末からアクセスすることができる。国慶節でも同じ技術が使われ、一般市民が混雑状況を把握できるようになった。
 
 警察は、この地域の群衆を管理するために、警官、群衆統制バリケード、方向指示器も配備されると述べた。彼らは、群衆や閉鎖された区域を無理に通り抜けようとせず、我慢するよう、そして警備員が手荷物や身の回り品のチェックを行う場合には、チェックがスムーズに行えるように協力を人々に促した。
 
 10月29日にソウルの梨泰院で起きたハロウィーン事件では、150人以上の参加者が死亡したため、年末の祭りを前にして祭りの混雑が当局の懸念事項になっていた。
 
 オーチャードロード沿いの4ヵ所で、大勢の人が集まるバスカーのパフォーマンスを制限することを当局が発表した。ザ・ヒーレン、313@サマセット、ナイツブリッジ、マンダリン・ギャラリーの4ヵ所である。
 
 警察によると、オーチャードロードで楽しむ人は、人混みの中で多額の現金を持ち歩いたり、過度な宝飾品を身につけたりしない方がよい。また、バッグを前にたらし、泥棒やスリ、痴漢に注意して欲しいという。
 
 

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