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社会

2022年10月13日

マレーシア産の新鮮な鶏肉、午後から店頭に並ぶ予定

 マレーシア産の新鮮なブロイラーチキンは、10月13日(木)の午後から小売店の店頭に数量限定で並ぶ予定という。
 
 地元の鶏肉輸入業者であるKee Song Foodの事業開発部長であるジェームス・シム氏は、生きた鶏が木曜日の午前に同社の屠畜場に到着するので、同日午後2時から大手小売店で販売される予定と述べた。
 
 同社のウェブサイトでは、新鮮な鶏肉も販売されている。1.4kgの新鮮な普通の丸鶏は、現在14.80Sドル(約1,500円)で販売されているが、価格は10%から16%ほど上昇しているという。
 
 Lee Say Poultry IndustrialやHup Heng Poultry Industriesといった他の鶏肉輸入業者によると、スーパーマーケットやウェットマーケットといった小売店に鶏肉が届けられるのは金曜日の午前中だという。
 
 Sheng Siongなどのスーパーマーケットでも、シンガポールが通常マレーシアから輸入している大部分を占める大型の鶏であるブロイラーの新鮮な鶏が、金曜日の朝から販売されることが確認された。
 
 鶏の輸出は、地元の供給不足を受けて、6月1日からマレーシアで禁止されている。禁止前は、シンガポールの鶏肉の約3分の1はマレーシアから輸入されていた。
 
 マレーシア当局は日曜日に、鶏肉輸出禁止令が火曜日に解除されることを確認した。
 
 月曜日、マレーシアのロナルド・キアンディ農業・食品産業大臣は、禁止前の制限は月に360万羽であったが、制限の緩和により半分の180万羽のみ輸出が許可される。規制は定期的にさらに緩和される予定であると述べた。
 
 Hup Heng Poultry IndustriesのCEOであるマーチンチュー氏は、今週、そして当分の間は、通常の数分の一の量の鶏が入荷する見込みである。禁止令以前と比べると、30%しか入荷していない。鶏が戻ってくるのは嬉しいが、量が少なすぎて、皆の注文に応えられない。鶏肉輸入がいつ禁止前のレベルに戻るかについては、特にマレーシアの議会が月曜日に解散したことを考えると、確実なことは言えないと述べた。

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