シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPウッドランズの予備発電機故障、入国審査に遅れ

社会

2022年10月10日

ウッドランズの予備発電機故障、入国審査に遅れ

 10月9日(日)にウッドランズ・チェックポイントで予定されていた電源のメンテナンス中にバックアップ発電機が故障したため、停電が発生し、数時間にわたって入国審査に影響が出た。
 
 バックアップ発電機は、メイン電源のメンテナンス時にチェックポイントに電力を供給する予定だったが、その日のうちに整備とテストを行ったにもかかわらず故障したと、移民・チェックポイント局(ICA)は述べた。
 
 メンテナンスは11.40pmに始まり、バックアップジェネレーターは12.20amに故障した。ICAによると、このためチェックポイント業務に支障が出たという。
 
 また、マレーシア当局と協力し、入国車両をセカンドリンクに迂回させ、シンガポールから出国する車両をトゥアス検問所に迂回させるなど、両方向のウッドランド検問所に向かう交通量を減らす措置を講じたという。
 
 ICAによると、すでにコーズウェイを走行していた車両や旅行者は、入国審査に使用されるオールド・ウッドランズ・チェックポイントに誘導されたという。また、ラジオ、Facebook、高速道路情報看板を通じて、旅行者に状況を伝えたと述べた。
 
 日未明、一部の通勤客はフェイスブックで、ウッドランズ検問所で数時間足止めを食らったことを訴えた。
 
 シンガポールからジョホールバル行きのバスに乗っていたベネッサ・タンさんは、ウッドランズ検問所は非常灯が点灯しているだけで、暗かったという。
 
 電力は午前4時ごろに復旧したとのことで、入国審査は5時15分ごろから徐々に再開され、6時25分ごろには通常の状態に戻ったという。ICAの職員はパスポート情報を手書きで書かなければならなかったと彼女は述べた。
 
 通勤客や運転手もソーシャルメディアでコーズウェイを避けるよう警告を発した。TikTokで警告や最新情報を投稿した人は、少なくとも7人いたという。
 
 過去2019年8月29日、局所的な停電により、トゥアス検問所の入国審査システムに影響が生じ、6時間以上にわたって到着・出発車ゾーンの大渋滞が発生し

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPウッドランズの予備発電機故障、入国審査に遅れ