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経済

2022年10月7日

米製薬大手メルクが包装工場開所、吸入器工場も着工

 米製薬大手メルクの現地法人MSDは10月5日、西部トゥアスに建設した医薬品包装の新工場を開所したと発表した。
 
 同時に医薬品吸入器の工場も着工したと明らかにした。
 
 これらの工場はメルクがトゥアスに持つ約29万平方メートルの敷地内に建設。包装工場では、メルクのがん免疫治療薬を含むバイオ医薬品やワクチンなどを包装する。一方、新たに着工した工場では、新世代の医薬品吸入器を製造。2026年に開所する。
 
 メルクは1997年にシンガポールで製造を開始。これまでに20億米ドルを投資した。20年からの5カ年では5億米ドルを投じる計画で、IT(情報技術)や環境保護にも資金を投じる。向こう数年で新たに100人を雇用し、1,800人体制にするとしている。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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