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日系企業・社会

2022年9月22日

大和ハウス、マルチテナント型物流施設の第3棟着工

 大和ハウス工業は9月20日、首都近郊のセランゴール州シャーアラムに新たな物流施設を建設すると発表した。
 
 総事業費は約170億円。複数の顧客が入居できるマルチテナント型物流施設で、同社にとって海外最大規模の物流施設となる。現地に物流施設を設けるのは3棟目。既存の2棟が満床のため、隣接地に新たな施設を建設して需要に対応する。
 
 完全子会社のダイワハウスマレーシア・ロジスティックが、物流施設「DプロジェクトマレーシアIII」を新設する。6万742平方メートルの敷地で来月に着工し、2025年1月末に完成させる予定。延べ床面積は15万6292平方メートルで、最大12テナントが入居できる。電子商取引(EC)業者や食品卸売業者、小売業者の入居を想定している。
 
 施設はクアラルンプール中心部から南西に約27キロメートルに立地し、クラン港とクアラルンプール国際空港(KLIA)の両方にアクセスしやすいという。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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