日本、ガイドなしの団体旅行を認め、1日の入場上限を引き上げへ

　日本は、すべての国からガイドなしのパッケージツアーを許可し、主要経済国の中で最も厳しいCovid-19国境管理を後退させるため、一日に入国できる人数を2倍以上に増やす予定という。
 
　岸田文雄首相は8月31日（水）、1日の入国者数を現在の2万人から9月7日（水）からは、5万人に引き上げるとして、円安を利用しようとする人々の訪問に拍車をかけるために、国境管理を緩和したいと述べた。
 
　政府は6月10日（金）から、36ヵ国の旅行者に再開すると発表したが、旅行者が入れるのはツアーグループに限られるという厳しい条件をつけていた。
 
　日本の昨年の外国人観光客は35万3,119人で、過去最高だった2019年の3,190万人には遠く及ばなかった。
 
　先週、岸田氏は、9月7日から、3回のワクチン接種を受けた旅行者の入国に際して、Covid-19の結果が陰性であることを示すことを義務付けることを廃止すると述べていた。
 
　検査要件が緩和される一方で、入国ビザの問題が残っている。日本の国境は現在、日本国籍を持つ人と、長期滞在ビザや観光ビザを事前に取得している人にのみ開かれている。パンデミック時は、該当するパスポートのビザ免除を停止していた。
 
関連ニュース