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社会

2022年8月25日

シンガポール航空のフライトとチャンギ空港では、マスクは不要

 8月29日(月)から、シンガポール航空(SIA)を利用する乗客は、一部のフライトでフェイスマスクを着用する必要がなくなり、今年初めから同様の方針をとっているブリティッシュ・エアウェイズやヴァージン・アトランティックなどの他の国際航空会社に加わることになる。
 
 SIAはメディアからの問い合わせに対し、フェイスマスクの着用が必要な目的地へ、または目的地から旅行する乗客のみ、フェイスマスクを着用する必要があると述べた。
 
 チャンギ空港でもマスクの着用は必要ないという。
 
 現在、Covid-19の規制は国によって分かれている。ヨーロッパでは、ドイツとスペインが依然としてマスク着用を義務付けているが、オランダとイギリスは義務付けていない。
 
 東南アジアでは、タイを除くすべての国でマスク着用が義務付けられている。オーストラリアはマスクを要求しているが、ニュージーランドは要求しておらず、カナダはマスクを要求しているが、米国は要求していない。
 
 SIAは、マスク着用ルールの変更について、随時ウェブサイトを更新し、乗客は常に最新版をチェックする必要があると述べている。
 
 同航空は、政府からの最新のガイドラインに基づき、公共交通機関や病院などの医療施設を除くすべての屋内環境において、フェイスマスクの必要性を排除した上で、ポリシーを更新しているという。
 
 業界関係者は、飛行機でのマスク義務化の撤廃を提言している。飛行機は換気率が高いので、フライト中にCovid-19に感染するリスクは、ショッピングモールに行ったり、オフィスで働いたりするような他の活動によるリスクより低いという。
 
 SIAとスクートの飛行機はすべてHEPAフィルタを備えており、ウイルスや細菌を含む空気中の微生物を99.97%除去し、2、3分ごとに機内の空気をリフレッシュしている。
 
 このほか、ロンドンを拠点とするイージージェット、スカンジナビア航空、オランダの航空会社KLM、アメリカの超低価格航空会社アベロ航空なども機内でのマスク着用が義務付けられなくなった。
 

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