シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPハラル産業育成で9カ国と協力、上院で副大臣が現状説明

日系企業・社会

2022年8月18日

ハラル産業育成で9カ国と協力、上院で副大臣が現状説明

 リム・バンホン副通産相は8月16日、上院における質疑でハラル(イスラムにおいて合法なもの)産業の国際展開について、9ヵ国と協力し活動していると説明した。
 
 9ヵ国とは、日本、ベトナム、カンボジア、インドネシア、タイ、サウジアラビア、ロシア、韓国、台湾で、ハラル産業全体の発展を図るという。
 
 ハラル産業の世界市場は30年には5兆米ドルに達すると期待されており、国内機関ではハラル開発公社が品質・安全基準を定めている。
 
 リム副大臣によれば、協力は情報共有、貿易の促進、国際基準の策定につながり、マレーシアのハラル産業にとり市場が拡大する。この結果、ハラル産業への外国からの投資が促され、雇用創出も期待できるという。
 
 協力には原材料入手も含まれ、より低い価格での材料調達が可能になる。ハラル品・サービスもさらに多様化し、ハラル市場の拡大につながるという。
 

(提供:ASIA INFONET.COM

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPハラル産業育成で9カ国と協力、上院で副大臣が現状説明