新たに1万6,870人のCovid-19感染者が発生

　7月13日（水）にシンガポールで新たに記録されたCovid-19の感染者は1万6,870人で、火曜日の5,979人のほぼ3倍であった。
 
　1日の患者数がこれほど多かったのは、当時のオミクロンの波がピークに達した後の3月9日であった。
 
　シンガポール保健省（MOH）はウェブサイトで、この増加は通常、長期休暇の後に見られる急増によるものである。また、7日間の移動平均の現地件数は約8,400件と、先週から安定している述べている。
 
　先週の水曜日の新規感染者数は9,989人であった。
 
　前週比の感染率は、火曜日の0.91から水曜日には1.01に上昇したと、MOHはウェブサイトの更新で報告した。
 
　7月6日の比率は1.26であった。
 
　この数値は、過去1週間のコミュニティケースの前週に対する比率を意味する。比率が1以上であれば、1週間の新規Covid-19症例数が増加していることを示す。
 
　MOHによると、入院患者は734人で、集中治療室が14人、酸素吸入が必要な患者が90人。また、3名の死亡が報告されている。
 
　現地での新規感染者のうち、906人はポリメラーゼ連鎖反応（PCR）検査で検出された。
 
　また、1万5,072人が抗原迅速検査（ART）により検出されたが、これは症状がない、あるいは症状が軽微であったことを意味している。
 
　新たな入国感染者は892件で、38件がPCR検査で、854件がARTで検出された。
 
　シンガポールでは、合計1,55万7,648人のCovid-19感染者と1,440人の死亡者を記録している。