シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP5月の失業率2.2%、横ばい続く

経済

2022年7月8日

5月の失業率2.2%、横ばい続く

 シンガポール人材開発省(MOM)の7月7日発表によると、2022年5月の失業率(季節調節済み)は2.2%となり、3月から3ヵ月連続で同率だった。新型コロナウイルス禍から経済が回復に向かう中、ここ数ヵ月はコロナ前と同等の低水準で推移している。
 
 失業率はシンガポール人と永住権(PR)保持者に限ると3.0%、シンガポール人限定では3.1%となり、ともに前月から横ばいだった。失業者数はシンガポール人とPR保持者が7万2,300人、シンガポール人限定では6万4,700人だった。
 
 全体の失業率は新型コロナの影響が出始めた20年3月に2.5%、6月に2.8%と上昇し、9月の3.5%は04年6月以来の高水準となった。その後は低下傾向にあり、21年の年間平均は2.6%と、前年の3.0%から改善。22年2月には2.1%まで下がった。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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