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経済

2022年6月20日

自動車のSST減免措置、2年で税収減48億リンギ

 マレーシア財務省は、2020年半ばに開始した自動車の販売サービス税(SST)の減免措置について、これまでの減免税額が48億リンギ(約1,460億円)に上ったと発表した。同措置は今月末に終了する予定だが、ザフラル・アブドゥル・アジズ財務相は、減免による効果や税収減の影響を吟味し、さらに延長するかを慎重に検討するとしている。ザ・サン・デイリーが6月16日付で伝えた。
 
 同措置は20年6月半ばに開始。新型コロナウイルス流行で低迷する自動車業界の回復を後押しする目的で政府が打ち出した。国内生産車はSST免除、輸入車は半額とする措置で、当初は20年末に終了する予定だったが、新型コロナ流行の長期化に伴い数回延長。今月末に終了する予定となっている。
 
 ザフラル財務相は、さらに3ヵ月延長すれば12億リンギ、6ヵ月延長すれば48億リンギ税収が減るとコメント。延長について慎重に検討すると話している。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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