シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP4月の失業率2.2%、前月から横ばい

経済

2022年6月8日

4月の失業率2.2%、前月から横ばい

 シンガポール人材開発省(MOM)の6月6日発表によると、2022年4月の失業率(季節調節済み)は2.2%となり、前月から横ばいだった。新型コロナウイルス禍から経済が回復に向かう中、ここ数カ月はコロナ前と同等の低水準で推移している。
 
 失業率はシンガポール人と永住権(PR)保持者に限ると3.0%で、こちらも前月から横ばい。シンガポール人限定では前月を0.1ポイント下回る3.1%だった。失業者数はシンガポール人とPR保持者が7万2,400人、シンガポール人限定では6万4,800人だった。
 
 全体の失業率は新型コロナの影響が出始めた20年3月に2.5%、6月に2.8%と上昇し、9月の3.5%は04年6月以来の高水準となった。その後は低下傾向にあり、21年の年間平均は2.6%と、前年の3.0%から改善。22年2月には2.1%まで下がった。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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