Covid-19の感染者がようやく減少

　Covid-19の地域感染者数が減少し、週間感染率が3週間ぶりに1未満となった。前週比（過去1週間の地域感染者数の前週比）は、5月29日（日）には0.98となった。前週比の感染率が1を下回ったのは、5月7日（土）の0.96以来となる。前週比の感染率が1を下回るということは、毎週新たに発生するCovid-19の患者数が減少していることを示す。
 
　シンガポール保健省（MOH）の日次報告によると、シンガポールでの局所感染Covid-19の総患者数は、前日の3,244人から日曜日には2,448人に減少した。しかし、入院患者数は、前日の301人から日曜日には334人に増加した。入院患者のうち、39人が酸素補給を必要とし、9人が現在集中治療室に入院している。
 
　新規患者2,448人のうち、2,185人は抗原迅速検査（ART）で検出された。これは、患者が症状を示さなかったか、症状が軽かったことを意味する。また、263人がポリメラーゼ連鎖反応（PCR）検査で検出された。新たな入国感染者は103人で、9人がPCR検査で、94人がART検査で検出された。
 
　5月29日現在、シンガポールでは合計129万5,920人のCovid-19感染者と1,383人の死亡者を記録している。