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日系企業・社会

2022年4月6日

食品卸の加藤産業、首都に統括会社

 総合食品卸売業の加藤産業(本社:兵庫県西宮市)は4月1日、クアラルンプールに地域統括会社を設置すると発表した。
 
 2018〜20年に買収した現地子会社2社の管理業務を集約化・一元化する。
 
 休眠会社TBDコンサルタントの全株式を現地の法律事務所から買い取り、社名を変更して地域統括会社とする。
 
 TBDは資本金140万リンギ(約3,900万円)。取得額は非公表としている。
 
 加藤産業は、経済成長に伴い小売市場が拡大するアジア地域で食品流通事業を強化している。マレーシアでは18年に、クアラルンプールや半島部の北部を中心に事業展開するレインヒン・ホールディングスを買収。また、20年には半島部の中南部を営業地域とするメリソン(M)を傘下に収めた。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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