韓国SK、電子廃棄物処理のTESを買収

　韓国SKグループ傘下のSKエコプラント（旧SK建設）は2月21日、電子廃棄物の処理を手掛けるTES（本社：シンガポール）を買収すると発表した。10億米ドルを投じ、全株式を投資ファンドから取得する。これまで廃棄物の焼却・埋め立て事業を展開しており、リサイクル分野に業容を拡大する。
 
　TESはパソコン（PC）などのIT（情報技術）機器や家電、電池のリサイクルなどを展開。希少金属などの資源を抽出、回収している。処理施設はタイやベトナムを含む東南アジア、欧米など世界21カ国で43カ所を運営しており、21年の売上高は4億6,500万Sドル（約400億円）だった。
 

（提供：亜州ビジネスASEAN）