2022年2月10日
小型車の新車購入権(COE)価格が2015年以来初めてS$60,000超に上昇
2月9日(水)、新しい削減枠の下での最初の入札で、新車購入権(COE)価格がすべてのカテゴリーで上昇した。
Aカテゴリー(排気量1.6リットル以下で出力130馬力以下の乗用車)COEは60,761Sドル(約523万円)に達し、前回の入札から4.9%上昇した。このカテゴリーのCOEが6万ドルを突破したのは、2015年6月以来のことである。
割合で見ると、最も大きく動いたのは大型車向けのカテゴリーで、5%増の86,102Sドル(約740万円)で終了した。
オープンカテゴリーのCOEプレミアムは3.7%上昇し、87,000Sドル(約748万円)となった。
モータートレーダーは、前回の入札から3週間が経過していることから、この上昇を予想していたという。つまり、トレーダーが注文を積み重ねる時間があったということだ。
一部の例外を除き、COEの入札は通常2週間間隔で行われる。
入札可能なCOEの数は、3ヵ月ごとに更新される。この数字は、主に登録抹消される自動車の台数によって変動する。
2〜4月期の総受入枠は、5つのカテゴリーで10,452で、11月から1月までの期間に比べ、1.3%減少している。
マツダの販売・商品本部長であるデビッド・シュイ氏は、COE価格の上昇を説明する一つの要因として、全体的な割り当ての減少を挙げている。
Kah Motorsのジェネラルマネージャー、ニコラス・ウォン氏は、今回の入札ではBカテゴリー(排気量1.6リットル以上か出力130馬力以上の乗用車)のCOEが和らぐと予想しているという。
オープンカテゴリーCOEは、前回の3ヵ月間より多く取得できるようになった。このタイプのCOEは、二輪車を除くすべての車種に使用できるが、大型車に使用される傾向がある。
今後、COEのオープンカテゴリーは軟化するが、COE全体の供給量がまだ少ないことを考えると、それほどでもないと予想しているという。
商用車COEも2.3%上昇し、44,001Sドル(約380万円)を記録した。前回の入札で過去最高の1万Sドル(約86万円)を記録した二輪車COEは、水曜日には10Sドル上昇した。