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社会

2022年1月26日

ワクチン未接種者、2月1日から5人までのグループで個人礼拝に参加可能に

 ワクチン未接種の参拝者は、会衆・礼拝のワクチン接種区別安全管理措置(VDS)が拡大される来月から、引き続き個人礼拝に参加することができる。
 
 1月25日(火)に文化・地域・青年省(MCCY)とCPROが宗教団体のための危機管理(CPRO)ウェブサイト上で発表した宗教活動に関する最新のガイドラインによると、1人の宗教従事者と5人のグループで行うことができるようになるという。
 
 シンガポール保健省(MOH)は2021年12月14日(火)、規模にかかわらず、すべてのイベントが進行するためには2月1日からVDSを実施しなければならないと述べ、50人未満の主催イベントに譲歩する現在のルールから変更した。
 
 会衆や礼拝などの行事に参加できるのは、完全なワクチン接種者、医学的にCovid-19ワクチンの接種が不適格な者、回復した者、そして12歳以下の子どもたちだけということになる。
 
 更新されたガイドラインの中で、MCCYとCPROは、社会的な集まりのための5人という一般的に許容されるグループのサイズを考えると、宗教団体は、礼拝の場で個人的な礼拝を行うために、いつでも5人までの1グループ(ワクチン接種の有無にかかわらず)を許可し続けることができると述べた。
 
 これらの参拝者は常にマスクをしたままでなければならないが、完全なワクチン接種を受けている宗教家と交流することができる。グループと宗教家との間には、少なくとも1mの安全な距離が必要である。
 
 MCCYの広報担当者は、VDSの対象となる礼拝やその他の宗教活動に関わる人々と交わらない限り、個人礼拝は礼拝所内のどこで行ってもよいと述べた。
 
 シンガポール・メソジスト教会コミュニケーション評議会の議長であるAnthony Goh博士は、、私たちは通常、5人以下の個人的な礼拝を行うことはないが、必要があればこのガイドラインを認識するつもりである。教会は様々な物理的、運営的な構成を持っており、各教会は新しいガイドラインに厳格に従うことが最善の方法であると見ている。また、私たちは、あらゆる信仰を持つすべてのシンガポール人の全体的な安全を確保しながら、コミュニティのニーズを理解し対応するために最善を尽くしている当局に感謝していると述べた。
 
 2月1日以降、個人的な礼拝は別として、最大1,000人の礼拝者が参加する集会やその他の礼拝にはVDSが必要となる。このような礼拝は、それぞれ100人以下のゾーンに分けられなければならない。
 
 また来月からは、MOHが認可した検査機関または自分で行う抗原迅速検査(ART)で、必要なCovid-19検査結果が陰性であれば、歌ったり管楽器を演奏したりする演奏者は、マスクをつけなくてよくなる。自分で行う検査は、宗教団体のライブパフォーマンス主催者が現場または仮想的に監督する必要がある。
 
 宗教団体は、マスクをしていない歌手および管楽器や金管楽器を演奏する人の記録を、ARTの結果を含めて保管する必要がある。

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