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経済

2022年1月10日

電気バスのジェミラン、米国から140台受注

 バスの車体製造や組み立てを手がけるジェミラン・インターナショナル(GML)はこのほど、米国から電気バス140台を受注した。パン・チョン・ヨン会長兼最高経営責任者(CEO)が明らかにしたもので、年内に納車する見通し。ニュー・ストレーツ・タイムズが1月6日付で伝えた。
 
 いずれも通学バスで、全長が12mのモデルを120台、7.5mのモデルを20台受注した。ヨン氏によれば、1回の受注規模としては過去最大という。
 
 ヨン氏は、ジョー・バイデン米大統領が昨年11月に通学バスの電気自動車(EV)化に向けて25億米ドルを拠出することなどを盛り込んだインフラ法案に署名したことが、受注の背景にあるとした。
 
  GMLはジョホール州に本拠を置き、バスの車体製造や組み立てで30年の経験を持つ。近年は中国EVメーカーの比亜迪汽車(BYD)や同国の鉄道車両最大手である中国中車(CRRC)から業務を請け負い、15年以降はマレーシアやシンガポール、豪州に出荷している。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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