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経済

2021年11月17日

カテゴリーAのCOE価格、5年以上ぶりの高値で終了

 11月17日(水)に行われた最新の入札で、カテゴリーAの価格が5年以上ぶりの高値となるなど、COE(Certificate of Entitlement)プレミアムはまちまちの結果となった。
 
 カテゴリーA(排気量1.6リットル以下で出力130馬力以下の乗用車)の最新のプレミアムは55,001Sドル(約464万円)で終了し、前回の入札での53,709Sドル(約453万円)から2.4%上昇した。これは、2016年6月以来の高い終値だという。
 
 カテゴリーB(排気量1.6リットル以上か出力130馬力以上の乗用車)の大型車やパワフルな車のプレミアムは、82,801Sドル(約700万円)から79,601Sドル(約671万円)に下がった。
 
 商用車(貨物自動車およびバスを含む)のCOEは、前回の42,001Sドル(約354万円)から43,502Sドル(約367万円)に上昇した。
 
 オートバイは、前回と変わらず9,381Sドル(約79万円)で終了した。
 
 オープンカテゴリーのCOEは、車種を問わずに使用できるが、最終的には主に大型車に使用されるため、前回の88,000Sドル(約742万円)から86,001Sドル(約725万円)に減少した。
 
 合計2,477件の入札があり、1,798件のCOEが割り当てられた。
 
 COEのプレミアムは上昇傾向にあり、10月20日(水)にはカテゴリーBとオープンカテゴリーの価格が8万Sドル(約674万円)を超えた。
 
 2021年11月から2022年1月までのCOE枠は10,590人となり、ここ7年以上で最低となった。
 
 シンガポール陸運局(LTA)は先月、土地の制約や競合するニーズがある中で、シンガポールの車両数が100万台に近づく中、2025年1月31日まで自動車増加率をゼロに維持すると発表している。

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