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日系企業・社会

2021年11月11日

西松建設、クロスアイランド線のトンネル工事受注

 西松建設は11月10日、国内8路線目となるMRT(地下鉄・高架鉄道)の新路線「クロスアイランド線(CRL)」の第1期工事のうち、タンピネスノース駅〜デフ駅間のトンネル建設工事(CR110工区、全長約2.9㎞)を陸上交通庁(LTA)から受注したと発表した。受注額は4億4,600万Sドル(約373億7,000万円)。
 
 工期は2021年11月から29年12月末まで。シンガポールの工事では過去最大となる直径12.6mの大口径トンネルボーリングマシン(TBM)を投入して、地表から深さ35メートル、最大で50mの場所にトンネルを建設する。
 
 CRL第1期はチャンギ国際空港付近のアビエーションパーク駅からブライトヒル駅まで、29㎞の区間に12駅を設置する。2030年の開業が予定されている。 
 
 CRL第1期の工事では、地場建設会社のホック・リアン・セン・インフラストラクチャーも、アビエーションパーク駅の駅とトンネルの工事を3億2,000万Sドルで受注した。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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