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経済

2021年11月9日

1〜8月のチョコレート輸出、11%増6.5億リンギ

 プランテーション事業・商品省によれば、2021年1〜8月のチョコレート輸出額は6億5,000万リンギ(約179億円)となり、前年同期から11.0%増加した。輸出先は中国、韓国、インドネシアが中心。品質の高さが評価され、輸出が堅調となっている。国営ベルナマ通信が伝えた。
 
 同省のズライダ・カマルディン大臣は、新型コロナウイルス流行で世界経済の成長は鈍いが、コモディティー価格の上昇によりマレーシアの輸出は堅調だと説明。同国のチョコ生産額は70億リンギと小さいが、世界全体が1200億リンギであることを踏まえるとシェアは小さくないとした。
 
 なお同相は、アブラヤシ農園事業向けに最大3万2,000人の外国人労働者を受け入れる計画について、イスマイルサブリ首相がインドネシアと11月10日にも覚書を結ぶ見通しであると明かした。インドネシアは既に5,000人の派遣準備を進めており、覚書締結後の15日までにこの5,000人がマレーシアに入国する予定としている。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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