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政治

2021年11月8日

2021年11月10日以降、完全にワクチンを接種した人10名までのチームスポーツを認める

 11月8日(月)、パンデミック対策の多省庁タスクフォース(MTF)は、完全にワクチンを接種した10名までのチームスポーツを、一部のActiveSGスポーツセンターやコミュニティクラブで11月10日(水)から、再開すると発表した。
 
 但し、参加者は予防接種を受けている必要があり、活動前の抗原迅速検査の結果が陰性であることを証明する必要がある。
 
 今回の措置で再開されるチームスポーツには、5人制サッカーやバスケットボールなどがあるが、ホッケーやネットボールなどは、これまでのルールに合わせてチームサイズを調整していた。詳細については後日、Sport Singaporeより発表される。
 
 今回の試みは、MTFが予防接種を区別したワクチン接種記録システム(VRS)や活動前の検査を可能にする環境で、安全管理措置(SMM)を緩和する一環として行われる。
 
 また、ワクチン接種状況に応じた措置(Vaccination-Differentiated Safe Management Measures (VDS))とCovid-19抗原迅速検査(ART)の使用は、一部の大規模スポーツイベントや一部の会議、インセンティブ、カンファレンス、展示会(MICE)でも試験的に実施される予定である。
 
 今回の規制緩和は、前回の発表に続くもので、シンガポールの週間感染症増加率(前週に比べて過去1週間に発生した地域住民の患者数の割合)が1を下回り、病院および集中治療室(ICU)の状況が安定している場合、11月21日(日)の安定化フェーズ終了までに現行の対策を緩和する可能性がある。
 
 ガン・キムヨン貿易産業大臣は、徐々に再開していく中で、過去の経験からも、Covid-19の感染者が増えることは避けられない。ワクチンを接種していない人は、重篤な結果につながるリスクが高いため、引き続き保護する必要がある。そのため、ワクチンによる安全対策は、今後も再開戦略の重要な柱となると述べた。
 

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