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社会

2021年10月14日

1〜6月の労災発生数、6411件に増加

 シンガポール人的資源省(MOM)の発表によると、2021年上半期の労働災害発生件数は6,411件となり、20年下半期に比べ2%増えた。新型コロナウイルス対策の活動制限が緩和されたことで、20年上半期を底に2半期連続で増加。死亡事故は23件で、20年下半期を10件上回った。
 
 労働者10万人当たりの労災発生件数は193人となり、20年下半期を2人上回る水準。10万人当たりの死亡事故は0.4件上回る0.7件だった。
 
 死亡事故では自動車事故が6件で最多。うち4件は宅配のバイク便運転手またはメッセンジャーの事故だった。自動車の次に多い事故原因は、高所からの落下の4件だった。業種別の最多は建設と運輸・倉庫の7件ずつだった。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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