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経済

2021年10月1日

携帯Uモバイル、基地局売却を検討

 携帯電話キャリアのUモバイルは、基地局を5億リンギ(約134億円)で売却することを検討している。売却先候補は基地局運営の地場イードットコやシンガポールのエッジポイント・ホールドコで、交渉を進めている。ザ・スター・オンラインが9月30日付で伝えた。
 
 関係者が明らかにしたもので、交渉は初期段階という。Uモバイルやイードットコ、エッジポイントはこの件についてコメントしていない。マレーシアの携帯電話キャリアは第5世代(5G)通信網の拡充に向けて資金調達を進めており、Uモバイルの基地局売却もその一環とみられる。
 
 Uモバイルは国内4位の携帯キャリアで、加入数は700万件、基地局は1611基を持つ。2019年には20億米ドルの調達に向けて新規株式公開(IPO)を行うとの報道も出たが、実現していない。ただ関係者によれば、IPOは変わらず目指しているという。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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