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経済

2021年9月22日

政府系ケッペル、ラオスからの電力輸入で合意

 政府系コングロマリット(複合企業)のケッペル・コーポレーションは、ラオスからの電力輸入について、同国のラオス電力公社(EDL)と大枠に合意したと発表した。再生可能エネルギー由来の電力を、タイとマレーシアを経由して輸入する。
 
 今回の事業は、関連各国の政府間で合意された「ラオス・タイ・マレーシア・シンガポール電力統合事業(LTMS-PIP)」の一部で、両社は独占的な枠組み合意書を締結。合意に基づき、EDLはラオスの水力発電所で発電された100メガワット(MW)分の電力を、国際送電網を通じてシンガポールに輸出し、ケッペルが輸入する。
 
 電力はラオスの主要輸出品目で、2020年には6,000MW分がタイ、ベトナム、中国、カンボジア、ミャンマー、マレーシアに輸出された。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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