中国人男性2名、違法の酒製造で逮捕

　シンガポール税関によって行われた捜査で違法に製造された酒類670本以上とジェリカン30本を押収し、中国人2名が逮捕された。
 
　8月6日（金）の朝、警察官がベドック・ノースストリート 2付近の駐車場でシンガポール登録の車を検査したところ、車のトランクから60本の禁制品の酒が発見されたと、8月13日（金）シンガポール税関が発表した。
 
　同じく、この運転手（42歳）のキャンベラ・ロードにある自宅を捜索したところ、さらに300本のボトルが発見された。
 
　追跡捜査では、酒類が製造されたとされるウッドランズ・イースト工業団地の工業ユニットで、313本の酒類、34個のジェリー缶、2つのペール缶が発見された。
 
　また、敷地内からは、アルコールメーター、計測器、アルミチャンバー、水槽なども発見され、同じく中国籍の47歳の男性が逮捕された。
 
　シンガポール関税法およびGST法では、このような商品を所持または取引した犯罪者には、脱税した関税およびGSTの40倍までの罰金および6年までの懲役が科せられる。
 
　また、免許を持たずに課税品を製造したり、課税品を製造するための装置を所持したりすると、関税法により5,000Sドル（約41万円）以下の罰金および18ヶ月以下の懲役が科せられる。