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社会

2021年7月28日

20年の労災発生数、2割減の3.3万件

 マレーシア統計局の発表によると、2020年の労働災害発生件数は前年比19.9%減の3万2,674件となり、ここ数年で最少の水準だった。新型コロナウイルス対策の活動制限で企業活動が停滞したことが大幅減の要因。労働者1,000人当たりでは2.18人と、前年の2.71人を下回った。
 
 業種別の発生件数は、製造業が1万303件で最も多く、これにサービス業が8,008件、建設業が3,958件、卸小売業が3,429件と続いた。労災の種類では、転落が7,885件で最多だった。
 
 一方、労災による死者数は前年比46.0%減の312人だった。労働者10万人当たりでは2.09人となり、前年の3.83人から大きく低下した。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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