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経済

2021年6月24日

イスカンダル開発の投資額、1〜4月は73億リンギ

 ジョホール州南部の都市開発「イスカンダル・マレーシア」で、2021年1〜4月の投資実行額が73億3,000億リンギ(約1,940億円)に上ったことがイスカンダル地域開発庁(IRDA)のデータで分かった。うち外資が8割で、国内資本が2割。マレーシアに対する信頼度の表れであるとして、新型コロナウイルス終息後のさらなる投資に期待が高まっている。国営ベルナマ通信が伝えた。
 
 開発区域内の累計の投資認可額は3414億リンギ。うち実行されたのは61%に当たる2099億リンギに上る。産業別では製造業が最も多く、これに運輸、観光、クリエイティブ・サービス、医療が続く。
 
 20年は新型コロナの流行が始まったが、中国や日本、シンガポールなどからの投資案件が新たに認可された。IRDAは21年初め、イスカンダル・マレーシアで先進農業の投資を誘致し、マレーシアやシンガポールの食糧確保に大きく貢献するとの指針を発表。医療分野を含め人材育成プログラムにも着手しており、国内外からの投資をさらに誘致できる基盤を構築している。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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