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日系企業・社会

2021年4月8日

ビットワンG、医療・ヘルスケア参入へKSHと交渉

 ブロックチェーンに関するシステム・アプリ開発などを手掛けるビットワングループ(本社:東京都千代田区)は4月5日、医療・ヘルスケア事業への参入を目指して、香港子会社が医療用品の卸売り・貿易のキン・セン・ホン(KSH)と、資本・業務提携に向けた覚書を締結したと発表した。
 
 ビットワングループは、医療・ヘルスケア分野を新たな核心事業として検討しており、その過程でKSHと交渉推進を決めたと説明。昨年3月から今年2月末までの期間に、第5世代(5G)移動通信・人工知能(AI)関連事業を立ち上げる目標を果たせなかったため、新たな事業によって早期黒字化を目指す事情が背景にある。
 
 KSHは、KN95など各種マスクや、医療用ゴーグル、フェイスシールドなどの医療用品を生産。シンガポール、米国、フランス、ドイツ、英国などに流通ネットワークを擁し、医療機関や政府機関などに医療用品を提供している。日本市場の開拓にも関心を示しており、ビットワングループは協力が可能としている。
 
 両社は今後、180日以内に資本・業務提携契約の詳細条件で合意できるよう、独占的に交渉を進める。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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