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日系企業・社会

2021年2月10日

王子HDが段ボール新工場、首都圏で22年稼働

 王子ホールディングスは2月9日、首都圏セランゴール州に新たな段ボール工場を建設すると発表した。投資額は約50億円。来年6月にも稼働を開始し、今後の需要増に期待できる中部地区で事業拡大を図る。段ボールの製造拠点は、建設中も含めマレーシア国内で10カ所目、東南アジア・インド・オセアニア地域で35カ所目となる。
 
 完全子会社のGSペーパーボード&パッケージングが工場を設ける。敷地面積は7万7000㎡。月産能力は1000万㎡を計画している。
 
 マレーシアでは現在、段ボール原紙マシンの増設も進めている。工場は中部と北部に3カ所ずつ、南部に2カ所の計8カ所を操業。また、南部のジョホール州では国内9カ所目となる工場の建設を進めており、来年初めにも稼働させる。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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