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経済

2021年1月20日

シンガポール航空、出発前の新型コロナウィルス検査を一括管理できるオンライン上サービスの試験運用を開始

 シンガポール航空(本社:シンガポール、CEO:ゴー・チュン・ポン)は、1月20日より新型コロナウィルス検査に関連する新しい試験的サービスの運用を開始した。この試験的サービスで、乗客は出発前のPCR検査および抗体検査(血清検査:serology tests)の予約から検査結果の受け取りまで、オンラインポータル内にて一括で管理することができるようになる。
 
 本サービスは現在、試験的にシンガポール航空およびシルクエアーでシンガポール、ジャカルタ、メダンから出発する乗客を対象に実施している。運用の結果を検証し、今後数ヵ月のうちに本サービスをシンガポール航空およびシルクエアーの運航する他の路線にも適用を拡大する予定だ。
 
 この試験的サービスは、医療およびセキュリティ支援などを旅行者に提供するサービスで世界をリードしているCollinson社との共同実施。
 
 現在、多くの国が出発前の検査を義務化している中、シンガポール航空を利用する乗客は、フライトの予約後、この新サービスのオンラインポータルサイトを通して、確実かつ円滑に検査の予約をすることができる。
 
 乗客は今回試験運用を行うオンラインポータルのサイト上で、認可を受け検査可能な施設一覧から都合に合ったクリニックを選び、出発前の検査を予約。また、同ポータルサイト上で検査結果を受け取り、空港でのチェックイン時に提示し利用することも可能だ。検査結果は、国際航空運送協会(IATA)と共に実証試験を行ってる新しいデジタル健康認証プロセス(https://bit.ly/3bObwuK)にて、空港のチェックインカウンター職員とシンガポールの入国管理局が確認できるQRコードと共に発行される。同ポータルサイトでは自身の新型コロナウィルスに関するステータスを記録する「デジタル・ヘルス・パス」を保存することもできる。
 
 出発前の検査予約ポータルサイトに関する詳細は、こちら(※英語のみ)を参照のこと。
 

シンガポール航空について

 シンガポール航空は、新型コロナウィルスに対し健康および安全のための様々な取り組みを通じて予防措置を講じており、乗客の旅行について終始見直しを行っている。医療専門家、関係当局、パートナー会社からの助言や乗客からのフィードバックをもとに、顧客の旅行をさらに向上できるよう努めているという。これらの取り組みは、乗客が安心して航空会社を利用できるよう、安全で衛生的な環境づくりを目指すものだ。
 
 フライト前、空港、機内、到着時における健康と安全に関する取り組みについては、特設ページ公式動画、オンライン上のe-brochureで確認できる。これらの取り組みは、シンガポール航空の新しい取り組み「#SIAcares」の一部。

提供:シンガポール航空
   ホームページ: singaporeair.com

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