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社会

2021年1月8日

新型コロナの軽症者、自宅やホテルでの療養を検討=保健省

【マレーシア】マレーシア保健省のノール・ヒシャム事務次官は、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者を収容する「低リスク患者検疫および治療センター(PKRC)」はほぼ満員であると明らかにした。そのため無症状もしくは症状が軽度な感染者については、自宅隔離もしくは、患者の金銭的余裕がある場合はホテルでの療養を行うために検討しているとした。
 
 マレーシアに入国する外国人旅行者を隔離する検疫センターへの患者の収容についても検討しており、PKRCは、職場などで隔離が難しい外国人労働者を収容する予定だという。
 
 一方で病院や検疫センターに対して患者から苦情が寄せられていることについて、ノール・ヒシャム事務次官は、患者数の増加に伴いケアの質が低下することは避けられないと説明。保健省は多くの患者を管理しているが、非常に困難な状況になってきていると明らかにした。そのため、国家災害管理局(Nadma)や国家安全保障委員会(MKN)と連携していると言明。重症患者も増えてきており、患者を管理するために病床数を増やすことも検討しているとした。

(提供:ASIA INFONET.COM

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