自国は安全かの法秩序指数、6年連続で1位に

　米ギャラップが行った、自国を安全と感じるかの法秩序指数調査で、シンガポールはトルクメニスタンとともに最も安全との評価を得た。1位は6年連続。
 
　得点は100点満点中、両国とも97点だった。以下は中国が94点、アイスランドとクウェートがそれぞれ93点、オーストリア、ノルウェー、スイス、アラブ首長国連邦、ウズベキスタンがそれぞれ92点だった。
 
　対面と電話による調査で、144カ国・地域の15歳以上の住民17万5,000人、シンガポールでは1,040人が回答した。調査はウイルス禍発生前の昨年実施した。
 
　調査では、居住地の警察を信頼できるか、夜間の独り歩きに不安を感じないか、自分または同居家族が過去1年間に盗難被害に遭ったか、過去1年間に襲われた、または暴行されたことはないか、を聞いた。
 
　夜間の独り歩きを安全と考えている、との回答はシンガポールの97％に対し世界平均は69％。
 
　世界平均で、地元警察を信頼しているとの回答は69％、盗難被害に遭ったことがあるとの回答は12％、襲撃されたことがあるとの回答は6％だった。
 
　最も得点が少なかったのはアフガニスタンで43点。夜間の独り歩きは安全との回答はわずか12％だった。
 
　香港は2018年の91点から76点に得点を減らした。